猫の歯磨きの必要性~やり方やおすすめグッズについて

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ねっこ
ねっこ

猫の歯磨きって必要なのかな?猫って虫歯ってあるの?

猫女王
猫女王

私は歯磨き嫌よ!!でもね、虫歯というか歯周病のリスクがね…あるのよね…

ねっこ
ねっこ

嫌よ!って言われても歯周病のリスクといわれたらやっぱり気になるよ~

「愛猫の歯磨きをやりたい!」と思っても、なかなか上手にできないですよね…

嫌がる愛猫を無理やりおさえて、逃げられるわ…引っかかれるわ…で、とても大変だと思います。

ただ、猫も人と同様、歯や歯茎の病気になることがあるため、日頃からの歯のケアはとても重要。

この記事では、獣医師さんからのアドバイスを元に猫の歯磨きについて、その必要性ややり方、おすすめの歯磨きグッズなどをまとめていきたいと思います。

「愛猫の歯をきれいに保ちたいな!」という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね!

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猫の歯磨きは必要?必要ない?

猫の歯磨きは難しいことから、「無理してでも、歯磨きをするべき?」「猫に歯磨きは必要なのかな?」と感じる方も多くいらっしゃいます。

結論から申し上げますと、猫の歯磨きは「必要あり、なるべくなら行った方がいい!」です。

というのも、猫は虫歯にはなりづらいですが、歯周病という歯を支える組織に炎症が生じる病気にはなりやすいからです。

(※猫は歯の形が尖っているため食べかすが付きづらいこと、甘いものを食べないこと、唾液のpHがアルカリ性であることから、虫歯にはなりづらいと言われています。)

歯周病は痛みや出血、口臭を引き起こすのみならず、歯を失う場合や、菌が血液を介して全身に広がり、命にかかわることもある病気です。

そのため、猫に歯磨きは必要であり、なるべく行うようにしたいものです。

『なるべく』とお伝えしているのは、実際のところ猫の歯磨きは難しいケースがとても多いからです。

無理に行うことで、歯磨きを嫌がるようになるだけでなく、信頼関係を失うこともあります。

そのため、猫の歯磨きは、正しい方法で行う必要があります。

では、以下で猫の歯磨きの方法を詳しくお伝えしますね。

猫の歯磨きの方法

猫の歯磨きの方法としては、「一気に行わない、嫌がる前にやめる」ということがポイントです。

一度に全部の歯を磨こうとすると、時間がかかってしまうため、必然的に押さえつけ、無理やり行ってしまうことが多いからです。

そもそも、口周りを触ることに抵抗がある猫もいます。

日頃から口や口周辺をなでる、指を口の中に入れるなどして、慣らしておくことも大切です。

はじめて歯磨きを行う場合には、歯ブラシを用いるのではなく、歯磨きシートや指サックタイプなどを用いることで、上手に導入できることが多いです。

嫌がる前にやめることも大切なポイントです。

猫の歯磨きができると、「もっときれいに磨きたい!」という欲求が出てきて、どんどん行ってしまいますよね。

ただ、無我夢中で磨いていると、いよいよ嫌になってきて、感情が爆発してしまうことも…

「少し抵抗してきたな…」と感じる場合には、中途でもやめるようにしましょう。

また、上手にできたら、ほめてなでてあげる、ちゅ~るなどのおやつをあげるなどすることで、歯磨きは楽しいことと覚えてくれる場合も多いです。

猫のおすすめ歯磨きグッズ

猫の歯磨きをより上手に行うために、以下ではおすすめの歯磨きグッズをお伝えしています。

猫用歯磨き粉・歯磨きジェル

猫の歯磨きをする際に、歯磨き粉や歯磨きジェルを使うことはおすすめです。

歯と歯ブラシの摩擦の軽減ができるのみならず、よいにおいに誘われて、歯磨きが好きになるケースもあります。

ただし、人用の歯みがき粉を用いてはダメです。

というのも、猫にとってキシリトールは中毒物質だからです。

摂取することで、低血糖を引き起こす場合もあるため、人用の歯磨き粉は使用してはいけません。

猫用歯磨きシート

歯磨きシートは、歯ブラシよりも、簡単に導入できるケースが多いです。

指に巻いて使用するため、触れる感覚で磨くことができます。

ただし、歯と歯茎の間の汚れを落とすことは難しいため、慣れてきた場合には、歯ブラシでの歯磨きにも挑戦してみましょう。

また、歯磨きシートの誤食の事故はとても多いです。

間違って飲み込んでしまった際には、動物病院で吐かせる処置が必要となります。

歯磨きシートでの歯磨きは、気を付けながら行うようにしましょう。

猫の歯磨き~よくある疑問と答え

猫の歯磨きについてのよくある疑問にお答えしています。

猫の歯磨きはいつからするべき?

猫の歯磨きは、できる限り早い時期から行いましょう。

小さいときから行うことで、スムーズに歯磨きができるようになるケースが多いです。

なお、子猫のときは、からだに見合った歯ブラシがないと思いますので、人の赤ちゃん用の歯ブラシや、歯磨きシートを用いるといいでしょう。

どれくらいの頻度で歯磨きをするべき?

猫の歯磨きは、毎日行うといいですが、難しい場合には、3日かけて全体を磨けるようにしましょう。

『なぜ3日なのか?』というと、猫の歯垢は3~5日程度で歯石に変わると言われており、その間に落としてあげればいいからです。

「今日は前歯だけ!」「今日は右側だけ!」など、3日かけて歯全体をきれいにしてあげましょう。

水に入れるだけの歯磨きグッズは効果ある?

猫の歯磨きグッズは多くあり、その一つとして、水に入れるだけの歯磨きグッズがあります。

ただし、これ単独での歯磨き効果はあまり期待できないことが多いです(詳しくはメーカー様にご確認ください)。

歯ブラシによる歯磨きと合わせて行うことで、多少の効果は得られるかもしれません。

猫用おやつ・おもちゃの歯磨きは?

かむことで歯のケアができるおやつも多々あります。

こちらも単独での作用は薄いかもしれませんが、歯ブラシとあわせて行うことで、効果が期待されます。

ただし、丸のみしては意味がありません。

飼い主さんが手で持って与える、ある程度の時間かむことのできるタイプを選ぶようにちゃんと噛んでいるかも確認しながら与えるようにしましょう。

歯磨きしたら血が出た~動物病院に行くべき?

歯磨きをしていたら血が出てしまうことはしばしばあります。

一般的には、口の中の出血はすぐに止まるため、あまりにもダラダラ出ているようでなければ、様子を見てあげてよいケースがほとんどです。

ただ、毎回出血する場合には、歯や歯茎にトラブルが生じていることもあります。

念のため、動物病院を受診するようにしましょう。

猫の歯磨きはできないことが多い~無理せずいろいろな方法を組み合わせよう

実際のところ、猫の歯磨きはとても難しいです。

無理に行うことで、ケガをする場合や、疲れる・嫌な時間となってしまいます。

そのため、難しい場合には、『できる限りでの』歯磨きをしてあげるといいでしょう。

例えば、

  • 大き目のカリカリフードをあげる(かむことで唾液量が増える)
  • 猫用歯磨きおやつをあげる
  • 水を飲んでもらう(歯垢を落とす)

といったことです。

いろいろ組み合わせて歯のケアを行ってあげましょう

【まとめ】猫の歯磨きの必要性~やり方やおすすめグッズをお伝え!

猫の歯磨きは、歯周病を予防するために、できる限りで行いましょう。

歯ブラシによる歯磨きが難しい場合には、歯磨きシートやおやつなどを用いて行うこともおすすめです。

まずは、愛猫の歯の状態を知ることが大切です。

日頃からよくなでて、触られることに慣れてもらい、口の中を見て、無理なく歯をきれいに保つようにしましょう!

【我が家の場合】歯磨き大嫌いな猫たちにやっていること

と、まとめてみましたが実際の我が家はどうしているか?

実は我が家の猫はみんな歯磨き大嫌いな子たちばっかりなのです。

これは明らかに飼い主が悪いのだと思います。

へたくそすぎて嫌がられているんだと思います。

当初はシートタイプのものを指に巻き付けて磨こうとしていました…がものすごく嫌がるのです…。

触られることはみんな好きで撫でてもらうのもブラッシングも好きなのですが歯磨きはみんなすごい勢いで拒否。

猫ちゃんのストレスも考えてこれはシートタイプのものはあきらめました。

現在やっていることは、

  1. 水をたくさん飲んでもらうために水飲み場を替えたり、水飲み器を導入
  2. 水に入れるだけの歯磨きを入れる(一時期やっていましたが現在は使い切って新しく買っていないので休止中)
  3. 歯磨きのおもちゃを使って定期的に遊ぶ
  4. ごはんはカリカリを基本として粒が大きめのものをあげる
  5. おやつに歯磨きスナックをあげる

という感じです。

水は置き場所を分散して、↓この給水器を導入したらあまり水を飲まなかった猫も飲むようになりました!

歯磨きのおもちゃはこういうけりぐるみタイプのものや↓


ヘチマ素材のおもちゃなど色々あるので定期的に色々購入して使ってみています↓


我が家の場合はけりぐるみタイプがやはり一番利用頻度が高いです。

ただこういうおもちゃは定期的に洗ってあげたり買い替えていかないと不衛生にもなってしまうので注意が必要です。そして小さめのおもちゃや噛んで壊れやすいおもちゃだと誤飲してしまうリスクもあるのでそのあたりも注意して使うようにしてくださいね。

歯磨きおやつはこのあたりをあげています↓



大き目の粒のカリカリごはんはこちらを活用しています↓ダイエットのかさましにもおすすめ


充分とはいえないでしょうが、まだ我が家の猫は若いこともあってか今のところは口腔トラブルはないです。

やらないよりはマシかなと思っているのでこれらのことはやり続けつつ、歯磨きにも慣れてもらえるようちょこちょこ歯磨きチャレンジも続けていこうと思います。

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