猫飼いさんに知ってほしい!猫のノミ・ダニ対策と薬の時期

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ねっこ
ねっこ

室内飼いだしノミ・ダニの薬って毎年必要なのかなー?

猫女王
猫女王

家の中はダニの宝庫!毎年、ノミ・ダニ対策は必須よ!!

ねっこ
ねっこ

はいっ!かしこまりましたー!ちゃんとやりますっ!!

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はじめに

私も飼い始めのころは猫のノミ・ダニ対策を舐めていた、というかよくわかっていませんでした。

でも調べれば調べるほどちゃんとしないとダメじゃない!となったので、猫を初めて飼おうとしている方や、飼い始めたもののよくわかっていない、という方も私と同様いるのではないかと思うのでまとめておこうと思います。

猫のノミ・ダニ対策は、動物病院では4月~11月くらいの間にしっかりと対策しましょう!と言われることが多いようです。家の中が季節関係なく一定温度で保たれていて暖かいということであれば通年通して対策する必要もあり、大体毎月薬などは処置が必要と言われていますね。

ちなみに我が家は古い家ということもあって結構寒く、通年通して暖かい部屋というわけではない為暖かくなってきたころ4月くらいに1回やって、その後は6、7月くらいにもう1回やる感じです。

本当は我が家が使っているスポットタイプのものは、月1程度やるのが確実なようです。なので我が家は対策としてはベスト!とは言えないのかもしれませんが、多頭飼いしていて舐めないように工夫はするのですがどうしても多少は舐めちゃったりしており、少量であれば害はないといわれているものの心配だったりもするので、掃除やブラッシングはマメにする!冷房は24時間フル稼働させる!前提ですが我が家は回数減らしています。

実は怖い、猫のノミ・ダニ被害

まずは皮膚のかゆみや、フケを発生させたり、炎症や発疹をおこしたり、痛みを伴ったり、いうところからノミやダニを媒介となってウイルス感染をしてしまった場合は、ひどいと原因不明の発熱や嘔吐、下痢などの消化器症状、倦怠感、神経症状、心疾患、眼症状、関節炎、筋肉炎など様々な症状がみられます。

猫のノミに多いネコノミとは

猫につくノミのほとんどがこのネコノミです。体長は2mmほどで、被毛の間をすり抜けながら活発に動き回るのが特徴。ネコノミは気温が20~30℃で湿気が50~80%の環境を好み、人が住む家はまさに格好の住み家といえます。

ネコノミの症状としては、吸血するため、噛まれると激しいかゆみが生じます。体をしきりにかいていたり、被毛を噛むようなしぐさをしていたりしたら、ネコノミに寄生されているおそれがあります。また、寄生数が少ないとわかりにくいケースもありますが、ノミの糞でわかることもあります。

猫の耳につく耳ダニ

本来はミミヒゼンダニという名前ですが、猫の耳につくことから耳ダニといわれています。ミミヒゼンダニの体長は約0.5mm、肉眼で確認することは難しいですが、多数寄生している場合は、よく見ると動くものとして確認することが可能です。一生を動物(主に犬・猫・フェレット)の外耳道で過ごします。

耳ダニの症状としては、寄生されると激しいかゆみが生じます。耳を頻繁にかいたり、壁や床に耳を擦りつけたり、頭を激しく振るなどの行動が見られると、耳ダニに寄生されているおそれがあります。耳ダニに寄生されていると耳ダニのフンが混ざることによって、黒く独特の刺激臭のある耳アカがたまります。また、外耳炎になります。

肉眼でも確認ができる寄生虫の一種であるマダニとは?

マダニは外部寄生虫の一種で、普段は草むらなどに生息しています。体長は4~7mm程度で、近くに宿主となる動物や人が通ると体表面に付着し吸血します。吸血後は1~2cmほどになり、肉眼でも確認することができます。

マダニの症状としては、顔まわりを中心に寄生し吸血し、噛まれても痛みやかゆみは軽度で、ほとんど症状が出ないことも。しかし、大量寄生により吸血量が多くなると、貧血症状を引き起こすケースもあります。また、皮膚炎やアレルギーの原因になることもあります。

ネコノミ・耳ダニ・マダニによって猫が感染する主な感染症

ネコノミ・耳ダニ・マダニで怖いのは感染症です。特に、マダニが媒介する感染症は、人にもうつるので注意が必要です。

ネコノミが媒介する感染症

瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)

「瓜実条虫」は、通称サナダムシともいわれます。条虫の卵を食べたノミを、猫が毛づくろいでなめとってしまい感染します。小腸に住み着きますが、数多くの条虫が寄生しない限り猫への害は少なく、無症状のこともあります。
お尻から、米粒のような虫の片節が出てきて感染に気付きます。

耳ダニが媒介する感染症

耳疥癬症(みみかいせんしょう)

「耳疥癬症(みみかいせんしょう)」は、通称「耳ダニ症」といわれています。猫の耳に、耳ダニが住み着くことで激しいかゆみを起こす感染症です。耳ダニ症になると耳の中は炎症を起こしてしまいます。

マダニが媒介する感染症

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は、犬や猫に関する症例報告が少ないため、症状などの情報がほとんどありません。しかし、人が感染すると1~2週間の潜伏期間後、発熱、食欲低下、下痢、嘔吐、意識障害、出血といった症状が表出することから、猫に感染した場合も発熱、衰弱といった症状が見られる可能性があるとされています。

猫ヘモプラズマ症

「猫ヘモプラズマ症」は、マダニの持つマイコプラズマに属する細菌に猫が感染すると発症し、貧血や体重減少、食欲減退、黄疸などの症状が現れます。

ライム病

人が「ライム病」に感染すると、倦怠感や発熱、紅斑などの初期症状が現れます。その後、神経や循環器、関節、皮膚、目などのさまざまな部位に障害を引き起こすことがあります。

このように、ネコノミ・耳ダニ・マダニに寄生されると、感染症を発症するリスクがあり、特にマダニは多様な感染症リスクが高まります。

ネコノミ・耳ダニ・マダニ経由の感染症は、定期的な駆除薬の投与で予防することができます。

ネコノミ・耳ダニ・マダニの駆除方法

駆除薬を使う

ネコノミ・耳ダニ・マダニをはじめとする、ノミ・ダニ駆除薬には大きく分けて3つのタイプがあります。

滴下型(スポットタイプ)

「滴下型(スポットタイプ)」の駆除薬は、猫の肩甲骨の間に薬を垂らすことで24時間以内に成分が全身に行き渡ります。我が家はこのタイプを使っています。約1ヶ月間はネコノミ・耳ダニ・マダニが付着してもすぐに駆除されるため、重大な感染症の予防に効果的な手段です。

我が家もこちらのタイプを使っています。万が一付着していてもすぐに効果を発揮してくれて即効性があるというのがいいなと思ってます。

駆除薬のなかにはノミ・マダニのみを駆除し、耳ダニには適応外のものもあるようなので、よく確認してから使用するようにしましょう。

スポットタイプのデメリットとしては、以下があげられます。

・猫が舐めることがある
・脱毛やアレルギー反応が見られることがある
・乾くまでの待ち時間がある


我が家は動物病院で使っていたこちらのスポットタイプを使用中↑

プロテクトプラスはフロントラインのジェネリック品だと知り値段が全然変わってくるるの今後はプロテクトプラスの方にしようかなと思っております↓

使った方のブログを見ましたが特に効果も問題なさそうだったので…。

楽天ラバーのわたくしですが楽天でも売っていました↓


同じ6本入りと比べてもキャットプロテクトプラスとフロントラインプラスと比べると値段が1500円以上違いますもんね。

安くても効果がなかったり猫にとって良くないものだと絶対に選びたくはないですが、

そうではないならジェネリックもいいなーと個人的には思っております。

スプレータイプ

スポットタイプと同じ有効成分を含んでいます。猫の全身にスプレーを噴霧します。即効性と持続性に優れているといわれているので、ネコノミ・マダニの重度寄生時の「即効駆除」に効果が期待できます。そして、スポットタイプの使えない生後2日齢からの子猫や妊娠中・授乳期の猫にも安全に使用できるものもあるようです。

スポットタイプと同様に、1回投与すると1ヶ月程度ネコノミ・マダニの駆除効果があるものがほとんどです。使用方法や頻度を読んで、過不足なく投与するようにしましょう。

スプレータイプのデメリットとしては、以下があげられます。

・猫の目や口、キズなどに薬剤がかかりやすい
・猫が舐めてしまいやすい
・乾くまでの待ち時間が多少ある


犬の絵が描いてありますが、猫でも使えるそうです↑

食べるタイプ

錠剤のような形で食べるタイプのものもあります。こちらはマメにシャンプーするという飼い主さんにオススメです。
垂らすタイプやスプレータイプだと、乾くまでの待ち時間が多少なりともあるので、シャンプーはすぐにすることは不可能ですがこちらの食べるタイプだと投薬後すぐにシャンプー可能となります。

あとは押さえつけられたりするのが苦手、家に来たばかりでまだ触られたりすることを嫌がって激しく動くという場合には、食べるタイプがおすすめです。

オヤツ感覚であげられ、皮膚が弱い子にも使えます。
ただし、好みの味でない場合はペッと吐き出されてしまったり、ご飯に混ぜても薬だけを残してしまうこともるのでその点は留意しておきましょう。

食べるタイプのデメリットとしては、以下があげられます。

・不慣れな人間が与えた場合は、警戒され食べさせるのが難しい
・アレルギー反応が見られることがある
・味やニオイによっては食べないことがある

動物病院で処置してもらう

ネコノミ・耳ダニ・マダニの駆除薬には、薬局やペットショップなどで売られている一般薬と、動物病院でのみ取り扱っている「動物用医薬品」があります。動物病院で相談して猫の体重や年齢に合わせた薬を処方してもらうとよいと思います。

一般薬は医薬品より効果が弱いという話を聞きますが、私は動物病院の先生にネットでも買えるから自分でやるのも手ですよ、とアドバイスされて自分でやるようになりました。

どこの猫もそうかもしれませんが我が家の猫は病院が大嫌いでして…。過呼吸になってしまってパニック状態になってしまう子もいたりするので極力病院にいかなくてすむのであればそうしてあげたい、というところから自分たちでやるようになりました。

コスト的にもそのほうがやはり抑えられますしね。

マダニに噛まれていたら

マダニの口器は皮膚の深くまで差し込まれ、さらに接着剤のような働きをする物質を分泌するため、簡単には取り除くことはできません。無理に取り除こうとすると、マダニの体だけ干切れて取れ、頭が皮膚に残ってしまうということもあるそうです。

猫がマダニに噛まれていることがわかったら、自分で何とかしようとするのではなくまずは動物病院へ連れて行くようにしましょう。

猫のノミ、ダニの予防と対策

その1 外に出さない

ネコノミ・マダニは、草むらなどに生息しているので、猫を外に出すことがなければ、寄生される確率は低くなります。逆に塀で囲まれた庭先や、ベランダであっても外になるので、寄生される確率は高まります。

外に出た際は耳ダニも、ほかの猫や犬との接触でうつされることがあるのと、犬と猫を飼っていて犬が外に散歩に行くような場合は犬を介してうつることもあるので注意が必要です。

その2 持ち込まない

冒頭でも書きましたが、完全な室内飼いだから大丈夫とは言い切れません。飼い主や家族の服などについて、外から持ち込んでしまう場合も。

人間であっても草むらや木などのそばを通ったときは、家に入る前に服や靴をはたき(できればすぐに着替えることが望ましいです)、手を洗ったうえで猫に触れるようにしましょう。前項でも記載しましたが、犬を一緒に飼っている場合もご注意を。

その3 こまめに掃除

ネコノミ・マダニにとって、最近の家の中は冬でも暖かく湿度があるので1年を通して存在している可能性があります。

こまめに掃除をして駆除するようにしておくと、万が一卵が産まれたとしても、ふ化するまでに3~7日といわれているので駆除することも可能になります。こまめに掃除をすることで成虫になる前に駆除ができ、大繁殖を防ぐことができるといえるでしょう。

その4 こまめにシャンプーやブラッシング

こまめにシャンプーやブラッシングをすることでノミやマダニなど比較的大きなサイズのもので、被毛の中に潜り込んでしまう前であればある程度除去することもできます。

ダニの中には体内に入り込んでしまうものもいるため、ブラッシングで完全に除去することは難しいのが正直なところです。ただ、マダニのように比較的大きなサイズのものは、被毛の中に潜り込んでしまう前であれば、ある程度の除去は期待できるでしょう。

シャンプーについては(ちなみに我が家は一度いれたときの猫のストレスが半端ないのでそれ以降シャンプーしてません)

「ノミやマダニが食いついていないか」注意深く見ながら行い、もし見つけた場合、手でつぶすことはNGです。もし茶や黒っぽい小さな粒を見かけたら、無理に引っ張ったりせずにかかりつけ医に診てもらうようにしましょう。

そして、「ダニが気になるから」という理由で毎日のようにシャンプーをする、といった行為は皮脂を落としすぎることになり逆に皮膚炎を誘発させてしまうおそれがあるので注意しましょう。

スポットタイプの薬剤を使用している場合は、薬剤が皮脂とともに放出されることで効果が発揮されるため、使用予定日前後のシャンプーは避けたほうが望ましいともいわれています。

まとめ

色々とまとめてみましたがそのお家の状況や猫の状況によっても、それぞれできる対策方法は変わってくるかもしれません。

実際に我が家も3匹飼っていて、お互いが舐めあってしまったりするのでエリザベスカラーや術後服的なものを使って舐めないようにしたりはしているのですが乾いたしそろそろ大丈夫かな?と思ってはずすとやっぱり舐めてしまったりして…エリザベスカラーなどもストレスになると思うので長時間つけたり、頻繁にはつけたくはない、ということもあって我が家は暑くなるタイミングと、真夏の計2回のみ。

それ以外は家の掃除と猫のマメなブラッシングで乗り切っております。

ちなみに我が家はまだ使ったことがないのですがノミとり櫛というものもあります↓


今のところはそれで大丈夫そうです。

ちなみに布団を干したり、絨毯などにはこれを使っています。他のスプレーだと心配ですがこれはお子様やペットのいるご家庭にも使えるってことだったので↓


でもスプレーするときは猫は隔離して、万が一にでもかかったりしないようにするのとちゃんと乾いてから取り込んだり、猫を自由にさせたりするようにしています。

月に1回程度やっておくと効果的らしいです。

更に私はこういうものもつかっています。布団カバーの中にこういうようなダニ除けのシートをいれるようにしています。ペットなどに安心なものをこれも選ぶようにしています。


そして暑い時期は冷房は24時間稼働。空気清浄機もフル稼働。

ペットベッドや、タオルケットなど洗えるものはマメに洗う。

というようなことをやっていて今のところは一応被害はなさそうです。

ただし私はおそらくノミ?には極稀に1,2年に1回くらいの頻度ですが刺されています…家族の中でも私だけなぜか刺されています。

蚊にもよく刺されるしそういう体質?なのかもしれません。

なのでノミやダニがいないというわけではないというのを身をもって実感しているので、我が家の猫ちゃんには被害がないように極力気を付けようと思っています。

本当にいたるところにいる可能性が高く下手するとマダニなどに刺されると深刻なことになってしまう可能性もありますので、愛する猫ちゃんの為にもノミ・ダニ対策はできる限りやっていきましょう!

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