
猫って肉食動物だけどレタスとかあげても大丈夫なのかな?

あげかたに気を付けてくれれば少量ならOKよ

その気を付けるべきあげ方って!?
はじめに
前回の猫にキャベツを食べさせても大丈夫なのか? | ねっこ王国 (nekkonote.blog)でも記載してましたが、レタスもあげ方次第では大丈夫です。
我が家の猫も、レタスが好きな子も確かにいます。
ただし、やっぱり猫は草食動物ではなく肉食動物なので、野菜などの植物系を消化するのは苦手です。
その為レタスもあげ方に気を付ける必要がありますし、食べたがらないのに無理やり食べさせる必要もありません。
そのあたりのことについてまとめていきたいと思います。
猫がレタスを食べるメリットって?
水分をとれる
レタスは水分を多く含みます。そして猫は水をあまり飲まないと言われていますが、実際には1日100ml~225mlの水分摂取が必要です(体重5㎏あたりで計算※体重1㎏あたり50ml前後)
飲み水からだけではなく食事から水分も接種していますが、ドライフードだったりすると水分不足になりがちです。
猫は水をあまり飲んでくれず、ごはんもドライフードのみだった場合に、猫がレタスを食べたがるようであればレタスからも水分補給ができるので水分不足解消の助けになります。
ただしくれぐれもあげすぎ注意です!
胃腸の調子を整える
レタスに含まれるビタミン等の摂取は免疫機能を整えたり、抗酸化作用や血行を良くしてくれるので、肌や毛艶にも良い影響を与えてくれます。
毛艶が良くなる
レタスに含まれるミネラルの摂取は、体内の余分な塩分を排出し、食物繊維は胃腸の調子を整えてくれるので、便秘気味の猫にも良いでしょう。
ダイエットになる
レタスは水分が多く食物繊維が豊富でカロリーが低めです。
肥満気味の猫で、レタスを食べる子であればダイエットの強い味方になるでしょう。
ダイエット中の猫にはおやつ替わりやペットフードと一緒にあげてみるなどしてみてはいかがでしょうか。
猫草の代わりにする
猫は毎日舐めて毛繕いしますが、その毛玉が胃腸に溜まってしまい詰まってしまうことがあります。
吐き出すか、便として排出されることが多いですが、うまく排出されずにいると腸閉塞などを起こし最悪は死にいたってしまうことも。特に換毛期などは特に気を付ける必要があります。
猫草を食べることで胃が刺激され毛玉が吐き出しやすくなると言われていますが、猫草を食べない子や、猫草を常備することが難しい場合に、レタスを代用してみてください。
但し猫草も、レタスもよく食べるからと食べさせすぎたりしないようにしましょう。
猫が食べても良いレタスの適正な量は?
猫にレタスはあげすぎは厳禁ですが、では実際にどの程度であれば与えてよいのか?を調べてみました。
ざっくりでいくと、大体レタスの葉1枚の1/4程度。
とはいえ、レタスによって大きめのもの、小さめのものがあるので最初から1/4程度あげるのではなく少しずつ様子を見て問題がないかを確認しながらあげるようにしてみてください。
成猫3㎏の場合
1日5gくらい
成猫4~6kgの場合
1日8g~10gくらい
子猫やシニア猫・病気の猫の場合
子猫やシニア猫、胃腸が弱い猫の場合は消化不良や下痢になる可能性があるのであげないようにしましょう。

猫にレタスをあげるときの方法
レタスの葉の部分を小さめにあげる
消化不良を起こさないようにするためにも、レタスの芯の部分は避け、柔らかい葉の部分を小さめに切ったりちぎったりし、猫が食べやすいようにしてあげてください。
加熱せずに生で与える
キャベツの時は茹でてあげることをお勧めしましたが、レタスの場合は栄養を損なわないことを考えると生のまま与えることをお勧めします。
但し加熱がNGというわけではありません。加熱の場合、栄養価がなるべく損なわれないよう短時間で茹でるようにしてください。
キャットフードやおやつとしてあげる
いつもあげているキャットフードに細かく切ったものを添えて、手作りご飯を作ってあげている場合は手作りご飯の中の材料の一つにレタスを使ってみてください。
食事とは別でおやつをあげている時は、そのおやつの代わりにレタスをあげるとダイエット
猫にレタスをあげるときの注意点
食べたがっているからとあげすぎない
レタスをあげるともりもり食べる、食べたがっている、といってもあげすぎることは厳禁。
結果として消化不良や下痢などになってしまうことになります。
レタスにはミネラルやカルシウムが含まれていて、猫にも必要な栄養素ではありますが過剰摂取すると腎臓病や尿路結石の原因になる可能性があるので注意が必要です。
食物繊維も含まれてますが、適度であればお通じ改善などに役立ちますが、大量に摂取すると今度は消化できない為、お腹を壊す原因になってしまいます。
レタスをあげすぎて総合栄養食であるキャットフードを食べなくなってしまうと本末転倒です。
まずは少量、大丈夫そうであっても適量をあげるようにしてください。
味付けをしない
猫にとって人間の調味料に使われている塩分や糖分や油分などは体を害する不必要なものとなります。
かならずあげるときには調味料などは使わずにそのまま上げるようにしてください。
まとめ
今回は猫にレタスを食べさせても大丈夫なのか?を調べてみました。
猫にとって食べても問題なさそうなものであっても基本的には猫のことを考えて作られた総合栄養食をちゃんと食べてもらうことが一番大事です。
おすすめのキャットフードについてはこちら↓
愛する猫ちゃんに食べさせたいおすすめのキャットフード4選 | ねっこ王国 (nekkonote.blog)
ただし水分を摂ってくれない、ダイエットさせなくてはいけないけどおやつやごはんの量減らすとかわいそうだから量を減らさないためにレタスをつかってみるというのはありかなと思います。
我が家の猫はそれこそ猫草がわりに食べたりもしています。
味というよりしゃく、しゃくという食感が好きなのかもしれません。
我が家の猫の場合は、ですが。
ちなみにレタスといってもサニーレタスでも大丈夫だそうです。
サニーレタスはレタスよりもビタミンが豊富なようですよ。
とはいえサニーレタスもあげすぎ厳禁!です。