愛する猫ちゃんのストレス14のサイン

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ねっこ
ねっこ

猫ちゃんはちょっとの変化などでもストレスを感じやすいんだよね

猫女王
猫女王

そうよ、基本的にとーっても繊細なの!

ねっこ
ねっこ

知らず知らずのうちにストレスを与えてしまっているかも…

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はじめに

最近とある飼い猫の様子を動画であげて大人気ユーチューバーの方があげた動画が物議を醸していて、その話をみてその猫ちゃんが不憫でなんだかとっても悲しくなってしまいました。

良く知らない人がパッと見た感じだと、かわいいだけの動画に見えるでしょうから余計にタチが悪いなと思います。

猫にストレスを与えてまで再生数を稼いでお金を稼ごうとしているのであればそれは猫にとっては幸せなことではないのでやめてほしいし、こういうことやってもいいんだ!と猫を飼ったことがない人や、猫を飼っている人にまで誤解をあたえてさらなる悲劇を生みだしてしまう可能性もある。

ただ私含めてですが飼い主が本当に無知で、ストレスを与えているとわかっていない場合も結構あるのではないかと思ったので私自身も改めて勉強含めてまとめてみました。

猫のストレスサインまとめ

私なりに調べ、我が家の猫を見ていてストレスを感じているなと思ったサインを以下にまとめます。

①下痢をする

②便秘になる

③過剰な睡眠

④過剰なグルーミング

⑤食欲不振

⑥他者への攻撃性が増す

⑦粗相をする

⑧嘔吐をする

⑨隠れて出てこない

⑩呼吸が早くなる

⑪目を見開く

⑫ふみふみをする

⑬過剰に鳴く・走り回る

⑭いつもと違う場所で爪とぎをする

我が家の猫でも実際に上記の症状が出る子、今現在も出てしまっている子がいます。

ちょっとしたストレスでも出たりするので、ちょっと出たくらいなら大丈夫な症状やわがままでやっていることもあるのでいちいち反応しないほうが良い場合や、逆にそれがあまりにも続くようだと問題なので環境の改善や病院に相談や診断をした方が良い場合があります。

ストレスなのかわがままなのか、病気なのか、については明らかな病気の症状が出ている場合以外は、病院の先生だけの診断だけでも判断が難しいこともあるのではないかと思うので、飼い主さんの長年見てきた観察眼や判断力も必要になると思っています。もちろん飼い主の勝手な思い込みや間違った判断の可能性もあるので自分でできる限り調べたり、病院の先生に相談したりというのはしていく必要があると思います。

猫のストレスの原因と見極め方

ストレスの原因

  • 引っ越しや環境がかわったことへのストレス
  • トイレが汚れている、トイレの場所が気に入らない、トイレで驚かされて嫌な思いをしたなどトイレに対するストレス
  • 騒音によるストレス
  • 来客などがあったことによるストレス
  • 猫同士のケンカなどでのストレス
  • 運動不足、コミュニケーション不足によるストレス
生首みたいになって暇をアピールする我が家の次男坊

下痢をする

下痢は上記のストレスの原因によってなることもあれば、変なものを食べてしまったことによる下痢や体調不良による下痢の可能性もあります。

我が家の末っ子は、保護センターにいたときからずっと下痢をしていて我が家に来た時もしばらくずっと下痢気味で本当に見ていてとてもかわいそうでした。

食べるとすぐ下痢のうんちが出て、そのうんちをし過ぎてお尻もいたいので鳴きながらうんちをしていてとてもかわいそうでした。栄養摂取もうまくできないようでやせっぽちだったのでこの子は長く生きられないのかもしれない、と少し覚悟していたことも。

病院に行って診断してもらい、抗生物質などももらい栄養価が高く消化にやさしいウェットタイプのごはんなどを食べさせて…とやっていたら1ヵ月弱くらいで回復することができました。

ストレスの原因について思い当たることがあれば改善に努めることはもちろんですが、病気の可能性もあるので病院にも必ず相談を。

便秘になる

この理由についても、下痢の理由とほぼ一緒です。

我が家の場合は、入院した時や新しい猫がやってきたときに便秘になったのと、運動不足の時も便秘になりました。

我が家の場合は遊んでストレス解消できるとするっとうんちしてくれたりします。

もちろん食べ物が原因や水分不足でうんちが固くなって出にくいなどで便秘になったりすることもあります。

我が家の猫も便秘気味の子がいたのですが、前に紹介した↓こちらのおすすめのキャットフードで便秘は解消されました。

通常の猫の鳴き声は短く、そこまで頻繁に鳴かないのが一般的です。ですが、ストレスを感じている時は異常に長かったり、定期的にずっと鳴いていたりします。特に愛猫があまり鳴かないタイプの子だった場合は、何か異常が起きていると考える方が良いでしょう。早めに動物病院へ!

過剰な睡眠

寝る子とかいて「ねこ」となったという一説もあるとかないとかなので、猫はよく眠る生き物。大人の猫でも14時間くらいは寝ます。子猫や老齢猫は20時間くらい寝ることも。

いつも寝ている時間はどの程度なのか?それ以上にあまりにも長く寝ているとなったら、これは飼い主さんが気が付いてあげないといけない部分かと思います。

ストレスの原因はだけではなく調子が悪くて寝ている可能性も高いのでやはりあれ?と思ったら動物病院の獣医師さんへ相談するべきかと。

睡眠に限らずストレスを感じると、行動が減少する事が多いそうです。遊ばなくなった、高い所に登らなくなったなど、いつもと違う変化を感じたら動物病院へ相談してみましょう。

過剰なグルーミング

猫は毎日、ご飯の後やトイレの後、日向ぼっこしながら…とグルーミングをするもの。でも執拗にグルーミングしている場合は、ストレスサイン。舐め過ぎてハゲてしまう事もあるそうです。

他にも、自分の身体を噛んだり、後ろ足で掻いたり(スクラッチ)を頻繁にするようであれば、ストレスの可能性大。放っておくと自分で自分を傷つける自傷行為など、健康を害する可能性があるので注意が必要です。

我が家の猫も男の子の2匹がストレスがたまるとグルーミング時間が長くなりがちなところがあります。

あとはそのうちの末っ子の方が、自分で自分の足を噛んだり、後ろ足で掻いたりを結構してしまいがち。ハゲたりけがをしたり、ということはなく重症ではないのですが遊びが足りなかったり、構ってもらいたいのに構ってもらえなかったりするときにこの傾向が出ます。

食欲不振

ストレスを感じるとごはんを食べることを拒否したり、食べる量が極端に減る事があります。

猫はを食べなくなると必要な栄養が摂取出来なくなり、危険です。

丸1日何も口にしないという場合は何らかの異常があると思われるのと、さらにその状態が1日半(36時間)になってくると、肝臓機能に異常をきたす可能性も。

3日以上食べない場合は脂肪肝(肝リピドーシス)という病気で、最悪の場合死亡してしまうという可能性もあります。

ストレス以外に考えられることとしては、病気、口の中が何かしらのトラブルがあって痛くて食べられない、あとはわがままでいつものご飯に飽きてしまった、飼い主が見ているところでないと食べない、食べる場所が気に入らなくて食べない…などという事があります。

我が家の猫は、末っ子が一番食欲旺盛。長女猫は好き嫌いが激しく、魚や生臭いものは絶対に口にしません。最近のごはんに飽きたのか食べはするけど残しがち。次男坊は食べるよりも、遊びたがりなのでゆっくり食べることができず、しっかり噛まないまま飲み込むように食べてさっさと食べる場所から離れて行ってしまいます。(そして消化不良で吐いてしまったりします)

最近長女猫が残しがちなのが気がかりですが、朝だけ残して夕方と寝る前のご飯はしっかり食べてくれているので最近寒いし長女猫は寒いのが3匹の中で一番苦手なので、朝は寒さもあって食欲があまり出ないのかな?と様子見をしているところです。

他者への攻撃性が増す

元々攻撃性が強い性格の子もいますが(我が家でいうと末っ子猫)、今まではずっと仲良くできていたはずなのに他の猫や、飼い主にまで威嚇したり攻撃してくる場合は何か強いストレスを感じている可能性が高いです。

病気にかかっている場合もこの症状が出やすいです。痛みを感じたり、具合が悪いからそれを悟られまいと攻撃的になり自分の身を守っている可能性も。

我が家の場合は末っ子猫が、入院・手術・退院後ずっと便秘が続いていてなかなかうんちがでなくて、便意があってしたいんだけどうんちが固くて出てこなくて暴れまわっていることがありました。

何とかしてあげたくて近づこうとするにも、凶暴になっていて噛んだり引っかいたりも…

あまりにも辛そうだったのでこれは病院に連れていくしかないか…と思っていたのですが2時間弱暴れて苦しみながらもなんとかうんちをすることができてほっとしたことを覚えています。

病院につれていくにも触らせてくれないからキャリーに入れられないしどうしよう…でもすごく苦しそうだからなんとかして連れて行かなくちゃ…と途方にくれていたところだったので。

粗相をする

我が家の猫でもありました。トイレ以外でおしっこなどをしてしまうこと。

布団や猫用のハンモックでおしっこをしてしまうことが続いたことがありました。

まだ子猫から大人になりかけの頃の話で、飼い主が忙しくあまり家にいられなかった為ひとりでずっと留守番してコミュニケーションが足りていなかったこと等に猫がストレスを感じていたようです。

あとはトイレが気に入らない場合(汚れている、置き場所、大きさなど)にもやることがあります。

我が家の場合は、その後保護猫をもう一匹迎えて寂しくないようにしたこととトイレも置き場所やトイレの形状、猫砂など色々試して変更をしてからはトイレ以外で粗相することがなくなりました。

ストレスとは別で、泌尿器系の病気にかかっていると、粗相が増える事もあるそうなのでそのあたりも頭の片隅に置いておいた方が良いですね。

嘔吐をする

猫は他の動物よりも、吐くことが多いです。個体差にもよりますが、我が家の猫も次男猫は良く吐きます。原因としてはごはんをよく噛まずに食べて消化不良で吐いてしまうことがたまにあります。

あとは換毛期にブラッシングを怠ると、毛を猫がグルーミング時に飲み込んでしまうので吐きだします。

ただ吐く回数が多かったり、普段吐かない子が吐くなどした場合はストレスを感じていたり、もしくは変なものを食べてしまいそれを吐き出そうとしていたり重大な病気が隠されている可能性も。

隠れて出てこない

我が家の猫もそうですが、まぁよく隠れますよね、猫って。

なのでいつもの感じで隠れているのであればそんなに心配する必要はないと思います。

ただしあまりにも姿を出さなくなったりした場合は不満やストレスがあったり、体調が悪くて隠れているという可能性が高いです。

うちの場合、夜寝る時は居間のドアを閉めてみんなで二階へ移動するのですが居間から出たくなくてずっと隠れてやり過ごそうとしたり、病院に行くためにキャリーを出したりすると隠れ続けます。

これも一種のストレスだったり、不満の表れですよね。

なので休みの前日などたまには思う存分居間にいてもいいよ、と夜も長めに居間で解放してあげたり、病院に行くときもキャリーをハウス替わりにして慣れてもらって警戒心をといてもらうようにする、などしています。

キャリーバッグについては以下ブログでもまとめたので参考にしてください↓

呼吸が早くなる

我が家の猫は遊びで興奮したり、走り回った後に呼吸が早くなることもありますが、病院に連れて行くときにキャリーに入れて車で移動中の時なども呼吸が早くなり、ひどいときは口呼吸になってしまったりします。

この症状がでるのは決まって末っ子猫がなります。緊張とストレスが一気に押し寄せているから…なのですが大人の猫が口呼吸になることは普通でいったら猫はあまりありません。そして猫にとって過度なストレスは死につながってしまう事もあるので、我が家の場合は病院へ行くまでの道中が心配なときは精神安定のお薬を処方してもらうときもあります。

あとはストレスなどが特になさそうなのに呼吸が早くなったりする場合は呼吸器系の病気の他、心臓疾患も呼吸器の異常が伴う場合もあるので病院で一度検査してもらったほうが良いと思います。

目を見開く

驚いたり興奮したり、気になるものを見ているとき等も目を見開きますが、ストレスを感じているときにも目を見開きます。あとは瞳孔が大きくなって、しっぽをバタバタと振ったりイカ耳になったり。

我が家の猫もこれ全部やります。

長女猫が特によく目を見開いて、ストレスを訴えてきます。

それは他の猫に絡まれて迷惑しているとき。

この時は必ず目を見開き、しっぽをバタバタさせ、最終的にはイカ耳になって相手の猫を攻撃したりしています。

なのであまりにもしつこく他の猫が絡みにいって、長女猫が迷惑してそうだったらそれを邪魔をしたり気をそらせたりするようにしています。

ふみふみをする

猫がふみふみしているのは、子猫時代からの名残…とも言われていますが実はストレスサインのこともあります。

ふみふみとしながら毛布などをかじったり吸ったりしているときはストレスを発散させるための行為で、「ウールサッキング」とも呼ばれるそうです。

猫がふみふみしながら口にするのは、毛布やタオルといった柔らかい布類だけでなく、紙類やビニール類、プラスチック類など。ちなみに我が家は男の子たちがふみふみしながら毛布を口につけたり、けりぐるみのしっぽを口に含んでふみふみしたり…しています。

猫のウールサッキングは心の病と言われ、深刻なものもあればちょっとしたストレスや欲求不満があったりするときにもやるそうです。

我が家の場合は男の子しかやらないですが、遊んでもらいたいのに遊んでもらえない、構ってもらえないのに構ってもらえなかった、時にふみふみしながら毛布やけりぐるみを口にしだします。

我が家では「ふみちゅぱ」と呼んでいます。(なんのひねりもなくすみません)

これをやるとストレス解消にもなっているのかあきらめておとなしく寝てくれます。でもこのウールサッキングやふみふみの頻度が増えるということはそれだけ、遊んであげられてなかったりかまってあげられてないことが多いということになるので、気を付けないとなと思っています。

そしてかじったりちゅぱちゅぱ吸っているだけならそのものを清潔に保っておけば、そこまで危険はないですが、食べてしまうと消化できずに腸に詰まって手術が必要になったりと危険なことになるので気を付ける必要があります。

過剰に鳴く・走り回る

突然鳴いたり、走り回ったりするのは猫がストレスを感じた時の行動のひとつ「真空行動

真空行動とは、何もないのに突然飛んだり走ったりする行動のことを言います。猫が夜中に突如として走りまわったり、高いところに突然駆け上がったりジャンプしたり…などがあります。 真空行動は、室内飼いの猫が運動不足などのストレスを発散をするためにやっているとも。

我が家の末っ子猫もこれ、よくやります。寝る前までにあまりかまってあげられなかったときや、昼間に沢山寝て夜はまだ眠たくないときに突如として大騒ぎしだします。

最初は何事かと思って怯えていましたが、最近は見守っていると大体15分~30分くらいで収まって寝に戻ってきます。

ただあまりにも激しい動きなので無理なジャンプをしたり、何かにぶつかったりしてケガしないかと心配になります。

できる限り寝る前までに遊んであげたりしてストレス解消してあげるとこの行動は起きないのでやはり運動不足・コミュニケーション不足によるストレスだと思っています。

2歳くらいまでがピークで真空行動がおきやすいそうなので、我が家の末っ子猫(2歳)が落ち着く日がもう少しで来ますように…とも願っています。

確かに我が家の4歳猫の長女は1,2年前と比べると少し落ち着いてきた感じがします。

いつもと違う場所で爪とぎをする

猫の爪とぎって大体いつも同じようなところでやりますよね?気に入っている爪とぎ場所で。

そんな猫がいつもと違う場所で爪をといでいたりしたら、それもストレスサインの可能性があります。

特に多頭飼いによるストレスを感じている場合などは、自分の縄張りを示そうとして色々な場所で爪とぎをしたりするそうです。

その他に慣れない環境だったり、行動が制限されてしまって自由に動けない状況の時などに、よくみられる行動とのこと。

ストレス解消方法

猫がストレスを感じているであろうことを見つけて取り除く

これにつきます。

運動不足系のストレスであれば、

  • おもちゃなどを使って遊んであげる
  • 上下運動ができるキャットタワーなどを導入する

などでしょうか。

猫の遊ぶ時間は15分~30分程度が目安と言われていますが、5分でも遊ばないよりはは遊んだほうが断然よいので短時間でも遊んであげてください。

おすすめのおもちゃは↓を参考にしてみてください

逆に長時間遊びすぎたりしても、今度はそれがストレスになったり疲れすぎたりしてしまうので気を付けましょう。

さいごに

このブログをまとめながら、我が家の猫も、思い当たるストレスサインだらけだなぁと反省。

1匹だけでなく遊び相手になる猫を、という思いで保護猫を追加で受け入れてみたり

トイレを買い替えたり場所を変えたりしてみたり、おもちゃをいろいろ試したり…と

もちろん努力もしていますがそれでもやっぱりまだまだなところもたくさんあって。

毎日の一緒に遊ぶ時間の捻出をもっとしないといけないな、と思っています。

猫同士でも遊んでいますがそれぞれみんな飼い主とも遊びたそうなので。

日々精進していきたいと思います。

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