愛猫の入院までの流れと準備しておきたい5つのこと

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ねっこ
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猫の入院って何を準備したらよいのか…

猫女王
猫女王

病院によっても違うけど、色々準備しておいた方が良いわよ

ねっこ
ねっこ

愛猫のためにもできる準備はすべてやっておこう!!

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はじめに

我が家の末っ子猫くんが、前にブログに書いた「注射部位肉腫」と診断されて手術をしました。

その時手術も初めてでしたが、入院させることも初めてで何をどうしたらよいのかわからず、病院の先生に聞いたり自分なりに調べたりして準備をしたのですが、実際に終わってみて思う事は用意をしておいても使うとは限らない、けれど用意しておいてよかった物もあってやっぱり何かあった時のためにできる限りの用意をしておいた方が安心、ということです。

特に猫は自分の家でないところで、痛みや不安に耐えながら夜を、1日を過ごさないといけないのです。

入院が1日で済めばまだしも1週間とか長くなることもあるので少しでも快適にしてあげたいですよね。

ということで実際の入院から退院までの流れと、その事前準備について病院の先生に聞いた話と、私が調べたり実際にこれはあってよかった、というものをまとめてみたいと思います。

猫の入院準備について

準備しておくとよい物

  • お気に入りのごはんやおやつ
  • 飼い猫のにおいがついたタオルやけりぐるみ
  • トイレ砂やトイレシート飼い猫のにおいがついたトイレ砂の一部
  • 飼い主の休み
  • 申し送り書や同意書など

お気に入りのごはんやおやつ

本来はごはん、トイレ、飲み水などは病院が用意してくれます。

用意してくれるのですが、恐怖や不安で食べなくなる子が結構な割合でいます。

我が家の猫もそうでした。

飲まず食わずであまりにも食べないから病院の先生も心配し、結局退院を早めることになったくらいです。

ただ面会の時に、持参して直接あげさせてもらった「ぴゅ~れ」や「ささみのウェットフード」は食べてくれたんです。

見知らぬ人からではなく慣れ親しんだ私たちがあげたから、というのもあるとは思います。

でも家にいたときからこの2つは大好物で、でも特別な時しからもらえないごはんだったので痛々しい姿でしたが、ゴロゴロのどをならしながら食べてくれました。

病院からも家からお気に入りのおやつやご飯をもってきてもいいですよ、と言われていましたがもっていっておいたよかったなと本当に思いました。

うちの猫が気に入っていて食いつきがよく、さらに安心安全素材を使っているものたちを厳選して持っていきました↓

たまの伝説 ささみのウェットフード

ねこぴゅ~れ

たまの伝説はいつも家であげるときは缶詰の方を上げているのですが、今回はパウチの方が持ち運びもごみの処分も楽かなということと、食べきりサイズの方が良いかなと思いパウチにしました。

たまの伝説。も、ねこぴゅ~れも水分が多めに含まれているので水分補給にもなってよかったです。

お水も飲んでいなかったようなので、最初の2日くらいは点滴で水分はとれていたのですが点滴外してからは自力で水分も栄養も取ってもらわないといけないのに全くとらずだったので。

そんな中この二つにかなり助けられました。

飼い猫のにおいがついたタオルやけりぐるみ

私はタオル、ブランケット、けりぐるみを持ち込みました。

キャリーバッグの目隠しするにもタオルやブランケットがあると安心です。

あとブランケットやけりぐるみなどは不衛生なものはNGですが洗って、ちょっとだけ猫に使ってもらって少し猫の匂いが付いているくらいの者の方が安心できると思います。

これも病院のほうでOKと言ってもらったので持ち込んだのですが、結局入院中のケージには入れてもらえませんでした。

狭い中にトイレや水があり、さらに点滴もしていたりしたのでその他に何かを入れる余裕がなかった、というのもあるみたいです。

ちなみに持ち込んだのは我が家の猫が気に入っているこちら↓

ブランケット

めちゃくちゃふわふわで軽くて猫のお気に入りです。

けりぐるみ

我が家の今回の手術した末っ子猫のお気に入りのけりぐるみ。

しっぽだけはシャカシャカして口にくわえてふみふみしてます。ママ代わり?

他の猫たちは一切見向きもしてませんが・・・。

今回は持っていきましたが結局使わずでした。

トイレ砂やトイレシート飼い猫のにおいがついたトイレ砂の一部

これに関しては病院の先生には特に用意を、とは言われなかったのですが自分で調べて持参しました。

入院するとトイレをしなくなってしまうと聞き、でもトイレを何日間もしないのはやはり猫にとってよくないので少しでもしてくれる可能性があがればと思い使い慣れているトイレシート(いつも猫砂とトイレシートを併用しています)と、使用済の砂も少量だけ袋に入れて持参しました。

全くトイレをしている様子がなく(もしかしたらおしっこくらいはしたかも?と言われましたが確証はない)、恐怖や不安、痛みもあって食事をとらないからうんちは出ないかもしれないけど点滴はしているからおしっこは出るはず…でもなかなかしている様子がなく心配になって猫砂を入れてもらえないかお願いして「わかりました」と言ってくれたのですが後日面会に行った時も特に入れてくれる様子がなく、結局そのままごはんもトイレもしないから家に帰ったほうが良いという判断に。

飼い主の休み

これは本当に大事です。

面会はたまに行くくらいにしておいた方が良いのかな、と思っていたので休みも入院の時と手術の日の半休、退院日しか休みをとっていませんでした。

でも実際は、ご飯も食べないしトイレもしないという感じで飼い主が行って食べさせるとご飯等は少し食べてくれる、という状況で、猫も飼い主たちを見ると本当にうれしそうにゴロゴロいってくれるのです。(それがまた切ないのですが。連れて帰れないから)

猫に栄養補給してもらうためにも、精神安定のためにもできる限り面会に行った方が良いと思いました。我が家は夫や義姉が協力してくれて私が仕事休めないときは代わりに行ってくれたりしたので病院が休みの時(土日)以外は毎日行けたので良かったです。

ただ我が家の猫のように、あまりにもご飯を食べない、トイレしない、精神的に不安定、となると早めの退院も促されたりするのですぐに対応できるように本当だったら入院中は休みをとれていたらなと思いました。

退院したほうが良いと言われたとき、翌日が私含めて不在にする時間があまりにも長くて介護してあげられる人が誰もいなかったので退院をさせてあげられれず、1日後になってしまったのが悔やまれるので。

退院させて家のケージの中に閉じ込めてほおっておくというわけにはいかないので、騒いだりして傷が開いたりすると再度手術ということにもなりかねないので退院後もしばらくは近くで見守ってあげて介護する必要があります。

実際のところ1週間近くも休みをとるなんてまぁなかなかできないのかもしれませんが、せめて入院日、手術日、退院日の前日、翌日くらいは休みや半休とれると何かあった時も対応しやすいんじゃないかなと思いました。

申し送り書や同意書など

入院する際に病院について受付や手続きを色々と書類を書きます。

事前に用紙をもらっておけると思うので、家で同意書や申し送りしたいことなども記載をしておくとスムーズです。

我が家の猫は、神経質で繊細で更に凶暴で人に攻撃をしたりするのでそのあたりも心配だったので記載しておきました。(後で細かく猫の性格や気になることなど書いてくれていたので、お世話するスタッフも助かった的なことを言われたので出来る限り書いておいた方が良いと思います)

当日に焦って書くと書き忘れや、十分に書きたいことを書けない可能性があるので。

家でじっくり考えながら書くことをおすすめします。

猫の入院までの流れ

我が家の猫の場合、入院は木曜日、そして退院は予定では翌週の木曜日。1週間予定でした。

結局は前述した通り、水曜日退院で、病院だとご飯も食べず、トイレもしないので猫の健康のためにも少しでも早く退院して家でご飯を食べたほうがいい、となって1日早く退院することになったのですが。

入院日の入り時間は16時指定で、手術は翌日なので朝と昼はしっかりごはんを食べてもらって送り出せました。(手術の時は食事を抜かなくてはならない)

朝におトイレも済ませてくれたのでよかったです。

入院するとトイレしなくなりそうだったので。(実際ほぼしなかった)

そして車で移動中、我が家の猫はあまりにも臆病で、震えて過呼吸になっておしっこも漏らして、辛そうなので、かかりつけ医から抗不安剤をもらっていたのでそれをごはんの時に投与。

1時間くらいで効くということでしたが、前回の時は少し落ち着いていた感じがしたけど今回はあまり効き目がなかったような…。

結局車に乗っている間ずっと震えて、鳴き続け、口呼吸も激しくて苦しそうで、結局おしっこまで漏らしてしまったので。入院・退院どころか車の移動でさえ可哀そうすぎてもうやめて家に連れ帰りたくなりました。

そして病院について手続き。

受付して呼ばれたら、もうあとは猫を預けて先生から翌日のスケジュール等を聞いて飼い主たちは帰るしかありません。

帰ってからもその日の夜、ちゃんと眠れたのかどうかなど気になって仕方がありませんでした。

猫の手術後入院中の面会について

入院して翌日金曜の手術日。午前中から検査をして午後イチくらいに手術になると聞いていたので、私は午前中は仕事をして半休もらって午後から病院へ。

手術後、麻酔が切れてからですが手術当日に面会することができました。

どれだけ怯えて怖がっているだろうか・・・と思いましたが麻酔から目を覚まして1時間も経っていないくらいだったせいか頭がよく働かず状況がわからずぼーっとしている感じでした。

呼びかけてもわかっているような、わかっていないような?感じ。何が起きているのかわからない、でも目は少し怯えているのは見て取れました。点滴につながれて手術のあとはとてもとても痛々しかった。

先生から検査や手術についての説明を受けたあとは、長く猫と一緒にいてもよかったみたいですが猫もしんどそうだしぼーっとしている感じだったので早めに帰りました。痛々しくて見ていられなかったというのも正直あります。

その後土日は面会できないので、その2日かものすごく長く感じました。基本は病院に連絡もつかないので(何かあったら留守電に入れておいてとは言われました)術後の猫はどうなのか様子が全くわからず不安でしょうがなかったです。

月曜に面会に夫がいき、火曜、水曜も私は仕事を半休にして面会へ、そして木曜は夫婦そろって休みにして退院のお迎えに行く予定した。が、結局は水曜日に退院でした。

面会は先生にもこれるなら来てごはんとかおやつとかあげて少しお世話もしてあげてください、そのほうが安心して食べるかもしれないと言われていたのですが実際にその通りでした。

スタッフさんがあげてもご飯は食べないけど、私たちが行ってあげると食べてくれるので。

だから本当は朝晩面会してごはんをあげたいくらいでした。それが病院側でOKなのかははわからないですが。

面会は当たり前ですが勝手にするのではなく、事前に何時くらいに行くと伝えておいて、当日受付して先生に付き添ってもらって病室に入るので。

勝手に行って勝手にお世話して帰る、ということはできないので病院側の対応も考えると1日何回も行くというのは非現実的かもしれません。

猫の入院中の病室について

猫がいる病室は広くなく8畳くらい?の部屋にペットショップなどにあるような個別に分かれている部屋があって、我が家の猫だけではなく他の猫も上下左右に入院できるようになっていてもう少し広めの部屋みたいなものが離れたところに1つありました。

ただ入院した時には我が家の猫の下の段に、とても静かな猫が入院していて、ちょっと離れたところの大きめの部屋に別の猫もいましたがその子も静かな子だったので良かったなと思います。

別室ですごい猫の大きな鳴き声などが聞こえてきていたので、そういう猫と一緒だと余計に精神的にくるのではないかと思ったのでそれは良かったなと思います。

猫の入院中のお世話について

スタッフさんが1日に何度か見回りして、お世話をしてくれていました。

ただ1日何回なのかは聞きませんでしたが、ずっとは見ていてくれないのは確実なので急変したり何かあったら気が付けるのかな…とはちょっと心配にはなったのですが大きな病院で設備も整ってスタッフも多くいたので大丈夫だと自分に言い聞かせました。

猫にとっても知らない人があまりにも多く出入りしたり長居されてもストレスなのかもしれないので見回りやお世話に関しては口は出さずお任せする形でした。

その代わり自分たちが毎日お世話しに行って、15分~30分くらいの間は目いっぱいお世話して抱っこして…って感じでやっていました。抱っこするとぴったりくっついてゴロゴロのどを鳴らしてこのまま一緒に帰る!という意思をすごく感じてとても心が苦しくなりましたがそれでも会いに行く度喜んでくれてごはんも食べてくれたので面会は猫の精神安定と健康維持のためにも必要だと思いました。

下の段に入院している猫も本当はすごい甘えん坊なんだと思いますが、じっとこちらを見て甘えたそうにしているのが切なかった。そこの猫ちゃんのところにもちゃんと面会の人が来てくれてます様に…と勝手ながら願いました。

さいごに

手術・入院をする場合は、お金も時間も本当にかかります。

でも一番頑張らなくてはならないのは猫ちゃん自身。

その猫ちゃんが少しでもよくなるよう、安心できるようにを考えて色々準備してあげて病院の先生にも相談してみてください。

あとは難易度があがる病気の手術・入院する場合はできる限り設備も実績もあって、人もいるところでやることをやはりお勧めします。

もちろんその分高くはなります。なりますが、自分たちがやってあげられないことをやってもらうので少しでも安心してお預けできるところがいいと思います。

高いからよいかというとそうではないので、やはり信頼できる行きつけの病院の先生に聞いてみたり、口コミや評判というのもちゃんと調べて手術・入院を決めるようにしてくださいね。

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