
万が一脱走してしまったときの為にも首輪必要だよね

でも私、首輪によってハゲができてしまったわ

ええええ!?そ、そんな、ハゲは困る!かわいそう!じゃぁ一体どうすればいいの~!?
はじめに
脱走や迷子になることがないようにするのが先決ですが、万が一のことを考えるとマイクロチップだけでなくパッと見てすぐにわかる首輪に迷子札のようなものを付けておいた方が安心です。
脱走対策についてはこちらを参照してください↓
猫が脱走したがる理由と猫の脱走対策について | ねっこ王国 (nekkonote.blog)
猫の首輪は見た目が可愛いものもありおしゃれとしてつけてあげたい気持ちもわかります。
そして居場所がすぐわかるように鈴をつけたい気持ちもわかります。
ですがその首輪が猫のストレスになってしまうこともあるのです。
さらに素材が合わなかったりすると首輪の部分の毛がなくなってしまう首輪ハゲを作ってしまうことも。
我が家の猫は、猫の首輪の鈴はないものを選び名前と電話番号を入れた迷子札をつけて、何かに引っかかったらすぐ外れるような首をを選んでつけていました。
ですが私は知らなかったのです、首輪ハゲができてしまう可能性があるということを。
結果3匹いる我が家の猫は2匹首輪ハゲができてしまいましした。


そんなこともあって現在は3匹とも首輪ナシの生活をしています。
1年近くそんな生活をしていますがまだ首輪ハゲは治りません。
もしかしたらこのまま治らないのかもしれない…と思うと飼い主として本当に申し訳ないことをしてしまったと猛省しています。
自戒の念を込めてと他の猫飼いの皆様の猫ちゃんの為にも少しでもお役に立てればと思い、首輪ハゲについてブログを書きたいと思います。
首輪ハゲとは?
猫のちょうど首輪をしている部分あたりの毛がなくなってしまう「首輪ハゲ」
首輪を着けている部分の毛が摩擦で切れてしまったり抜けてしまうことをいいます。
更にその部分が炎症を起こしたり、痛みやかゆみが出てしまうことも。
そして一度首輪ハゲができてしまうとなかなか治りません。そういったこともあり、首輪ハゲについて飼い主の方は首輪ハゲが起きる原因と対策を知っておくべきだと思います。
首輪ハゲが起きる原因
色々な説がありますが以下が原因と言われています。
- 首輪のサイズが合わず摩擦が起きている
- 首輪のストレス
- 雑菌の繁殖による皮膚トラブル
- 首輪の素材が合わずに起きるアレルギー
首輪のサイズが合わず摩擦が起きている場合
首輪のサイズが合っておらずきつめだった場合に起きる可能性があります。首輪付近に動くたびに摩擦がおきることになります。摩擦で毛が切れたり抜けたりし、更には毛根にまでダメージが及びます。
そうなるとなかなか毛が生えてくることはありません。摩擦によって首輪付近の皮膚が炎症を起こしたり、かゆみが発生して搔き続けることによって更に毛や皮膚の状態が悪化してしまうこともあります。
首輪のストレスの場合
首輪の重さが気になったり、材質や鈴が気に入らなかったりした場合に猫自身がストレスから毛を搔きむしったりすることで首輪ハゲを引き起こすこともあります。
特に鈴がついている首輪や、ナイロン製や革製の首輪、金属製の迷子札を着けた首輪は重さがあるので猫にとってはストレスになってしまうことがあることを知っておく必要があります。
雑菌の繁殖による皮膚トラブル
首輪は基本的につけっぱなしにしているおうちが多いのではないでしょうか?
ずっと着けたままの首輪の皮膚部分には、猫の皮脂やフケなども溜まりやすくなってしまいます。
それにより首輪自体も汚れ、首輪付近の皮膚や被毛も汚れたままになりそこから雑菌が繁殖してしまうことも。そしてその雑菌が原因で皮膚病や皮膚トラブルが起きてしまうのです。
毛が抜ける以外の症状が起きることもあるので、定期的に外してふいてあげたりチェックしてあげる必要があります。
首輪の素材が合わずに起きるアレルギー
人間もアレルギーが人それぞれありますが、猫にもあります。それは食べ物だけでなく肌に触れる素材によって起きることもあります。首輪の素材がその猫に対して合わないものだとアレルギーがおき、炎症などによって結果としてハゲてしまうことも。
ノミ取り首輪などを付けている場合は、その薬剤などの成分が合わず、アレルギーを起こしている可能性もあります。
特にアレルギーが起きやすいものとしては、革製品やナイロン、金属、ゴムなどの素材です。
見た目はとてもかわいらしいフリルやレースなどの装飾が多い首輪も猫のストレスを考えても、皮膚や被毛にとっても良いものとは言えません。
首輪ハゲを起こさないための対策
上記で説明してきた通りのことを避けるとよいのですが、まとめると
- 材質を確認する
- 首輪のサイズを適正にする
- 首輪をつけっぱなしにせず、首回りを定期的に清潔にする
首輪ハゲが起きにくい材質とは
アレルギーが起きにくい材質としてあげられるのは、
・良質なコットン
・良質なリネン素材
更にできる限りシンプルなつくりで、軽いものを選んであげてください。
猫の首輪の適正サイズは?
短毛種の場合
ジャストサイズ+ゆとり4cm
指1,2本程度が入るくらい
長毛種の場合
ジャストサイズ+ゆとり5cm
指2,3本程度が入るくらい
ゆるすぎるとさるぐつわのように口に首輪が挟まってしまったり、たすき掛けのようになってしまってすぐに気が付ければよいですが、留守中など人がいないときに起きてしまったりするとそれが怪我につながる可能性もあるのであくまでも上記は参考なので自分の家の猫の首輪のサイズはどのくらいが適正なのかは少しずつ調整して確かめながらつけてあげるようにしてくださいね
首輪をつけっぱなしにせず、首回りを定期的に清潔にする
首輪は定期的に外して洗い、首回りも専用のシートなどを使ってふいてあげ首回りの毛のブラッシングもしてあげましょう。
ブラッシングなどは毎日してあげるとよいですが、首輪の洗濯などは月に1回でもよいと思うので忘れずに定期的に行い清潔に保ってあげましょう。スペアの首輪もあるとよいですね。
ぬるま湯につけた清潔なガーゼなどでふいてあげたり、ペット専用のボディタオルやウェットティッシュを使ってふいてあげるのもよいと思います。
人間用のボディタオルやウェットティッシュは香料や成分が猫にとって有害なものが含まれている可能性が高いので使用しないようにしましょう。
首輪に対して、人間が使っている布用の消臭や除菌スプレーなども同様に使用しないでください。匂いに敏感な猫にとって香料が使われているとそれがストレスになることもあったり、更に猫の身体にとって有害な成分が入っている可能性もあるので使用しないようにしてください。
さいごに
色々と書いていきましたが、我が家の猫が首輪ハゲになってしまった原因は、ゴム製の迷子札とベロアの細めの首輪をしているときになりました。
その前までつけていた別の首輪のときはその迷子札をつけていてもなんともなかったので、ベロア素材の細めの首輪の素材やサイズが猫にとって合わなかったということだと思います。
現状我が家は首輪ナシの生活をしていますが、その分脱走防止にも力を入れました。玄関もリフォームしました。その話についてはこちらのブログに書いてますので興味のある方はどうぞ↓
愛猫の脱走防止対策 玄関と窓編 | ねっこ王国 (nekkonote.blog)
マイクロチップも埋め込みしていますが、首輪をつけていないこともあり、より脱走対策に力を入れねばと思った次第です。まだまだ完ぺきとは言えないと思いますが今後も試行錯誤して改善していければと思います。
猫の首輪は、見た目は可愛かったり迷子札を付けられたりと良い部分もありますが、良い部分だけではなく猫にとってはストレスになったり首輪ハゲができたり、引っかかって事故やケガにつながることもあるというデメリットの部分もあるということを理解して飼い猫の状況によってうまく使い分けていただければと思います。
