猫好きさんにお願いしたい~殺処分を無くすためにできること

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ねっこ
ねっこ

動物の殺処分を無くしたいし不幸な動物を無くしたい!!

猫女王
猫女王

そうね、猫だけでも年間2万~3万殺処分されてるそうよ

ねっこ
ねっこ

小さな一歩でもいいから何かできること探してみよう!

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はじめに

猫の殺処分は、2006年は23万匹だったそうです。

このままではいけないと立ち上がってくださった方々のおかげもあって年間3万前後にまで減ったということですね。

だからってこのままでいいか?と言ったらそうではないですよね?

当たり前のことながらたった1つの命でさえ故意に人間の手で奪うことでさえやってはいけないことだと思います。

そう考えると食べるためや衣類などの加工品を作るために動物を虐待したり時には殺したりしているのはいいのか?ということまで考えることになってしまいますが…その問題も勿論考えるべきことだと思いますが、それ以前にまずは不必要な虐待や殺すことはやめるべきだと私は思います。

命に優先順位をつけるのもおかしな話ですが、それでも一気にすべてを解決することができないのであればまずは、人間生活の邪魔になるから、人間が世話しきれないから、と殺されていく動物達はまず真っ先にやめられることだと思います。本気で国が取り組めば。

日本だけでなく世界中、戦争や環境汚染や貧困の問題、差別の問題、解決しなければいけない問題が山積みです。だからこそそれぞれに問題意識を持った人たちが回りや国を巻き込み改善する方向へ動いていく必要があると思います。

ということを書いておきながら、私も自分が猫を飼い始めて厳しい動物や猫の現実を知りました。知ろうともしていなかったということもありますし、勝手に都合よく考えていて、今時は殺処分なんてめったなことでは行われないのでは?と思っていたし万が一どうしても行われなくてはいけないにしても最後くらい楽に死ねるよう安楽死的なことをしてもらえるんだと勝手に思っていました。

現実は違います。毎日のように殺処分され、さらに基本はガス室に送られ最後の最後までもがき苦しみながら亡くなっていくのです。それを知ったとき自分の無知さ加減に腹が立ったのと同時に無力さにも呆然となりました。

殺される方法も許すべきことではないですが、そもそも生きたいと思っている命が人間の都合で勝手に殺されてしまうことが許されることではないですよね?そして繁殖屋といわれる人達がペットショップなどで販売するために劣悪な環境で産ませるだけ産ませて、産めなくなったら捨てたり飼育放棄して殺すということが未だに多く起きているというこの現実も許せません。

許せないからといってこの無力な私に何ができるのか?

地位も権力も経済力もない私でもできることはあります。

だから皆さんにもあります。

少しでも猫が好きだったり、動物が好きだったり、命は大切にすべきだと思ってくれる方は自分にできることを1つでも2つでも行動に移してもらえればと思います。

今日は私たちでも猫の殺処分を無くすためにできることをこのブログに書いていこうと思います。

殺処分を無くすためには

殺処分に至る流れ

殺処分に至る流れとしては大まかには以下です。

①自治体で引き取り

②返還・譲渡

③殺処分

猫は子猫が7割近いそうなので野良猫の繁殖が主だと考えられます。犬は歳をとって飼育ができなくなった・販売ができなくなった・可愛くなくなったなどの人間の勝手な理由で捨てられることが多いそうです。これもまた許せないことではありますが気軽にペットショップで飼えるようにすることがまず間違っていると思います。

殺処分を減らすためには第一にむやみな繁殖を防ぐこと、捨てられる子を無くすことこの2つが大事です。

私たちができることその① ペットショップで動物を買わない

気軽にペットショップで飼えて、飼ってみたはいいけど思っていたのと違って世話が大変だとか、なついてくれないとか勝手な理由をつけて簡単に捨ててしまっているという現状です。そういう命を預かるということに無責任な人たちが気軽に動物を飼えなくするということは大事です。

そもそもペットショップで動物を販売するということ自体も、少しでも利益を得ようと劣悪な環境で子供を産ませて不幸な動物を増やす繁殖屋が出現してしまうことになるからです。

しっぽの声という漫画に犬や猫たちの置かれている厳しい状況。ペット業界の闇、人間の身勝手さなどが描かれているので興味がある方はぜひ一度読んでみてください。目を背けたくなることがたくさん描かれていますが現実に起きていることで、漫画にはなっていないひどいこともたくさん起きているのです。↓


ただしペットショップでの販売を無くす、ということは今の日本ではすぐに実現は難しいかもしれません。

ですが絶対に無理なことではないと思います。

現にフランスでは、2024年にはペットショップでの犬や猫の販売禁止に加えて、2026年にイルカやシャチのショーを禁止、2028年には巡回式のサーカスで野生動物の利用も禁止されることになっているのです。

すぐには実現しなくても声をあげること、そして何より私たちが動物と暮らしたいと思ったときはペットショップで買わないということをすることが大事です。

お金になるからペットショップがあり、繁殖屋がいるのです。

こういったことではお金にならないとわかればそういったものは淘汰されていきます。

ただしその間不幸な動物は増えていくことになるので、やはり国が介入して大前提として禁止としてもらう必要はあると思うので声をあげ続ける必要もありますね。

私たちができること② 飼う前と飼った後のことを考える

安易に飼わない、飼ったら責任を持つそういうことで不幸な猫はなくなります。

①必ず最後まで責任をもって飼う

②自分に万が一何かあったときのことを考えて世話を頼める人を作っておく

③脱走防止策を怠らない

猫が脱走したがる理由と猫の脱走対策について | ねっこ王国 (nekkonote.blog)

④万が一の迷子対策も怠らない

迷子札を首輪につける、マイクロチップを付けて登録する

⑤避妊手術・去勢手術を行う

むやみに繁殖させないことも大事です。1回の出産で犬は4〜5頭、猫は5〜8頭産まれます。

自分のうちで育てることも里親も探すことも簡単ではないと思います。

⑥しつけやマナーを守る

ストレスによる無駄鳴きや、外飼いによる糞尿問題などご近所迷惑になることのないようにしましょう。特に猫の外飼いはNGです。糞尿によるご近所迷惑になるだけでなく、車などの事故にあったりする危険も高く、猫嫌いな人に虐待されたり、保健所へ持ち込まれたり、毒餌をまかれて命の危険性まで脅かされてしまいます。

⑥上記のことを理解して守れると思ったら里親になる

ペットショップではなく保健所や保護施設、保護団体、ボランティアの方から引き取ってあげてください。

ネットで探してみると里親募集しているところはたくさんあります。

譲渡条件が厳しいところも多いですが、最近はいたずらや虐待目的で動物を譲り受けようとする人がいたり、簡単に捨ててしまったり飼育放棄してしまうようなこともあって厳しくなっています。

そのあたりを理解していただき然る手続きを踏んで里親になってあげてください。そういったある程度の譲渡条件がそもそも受け入れられないという人は動物を飼うことに向いていないかもしれないので一度考え直してみるのも手です。

犬猫さがし | ペットを「買う」から「引き取る」へ。 (inu-neko-sagashi.com)

ペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】 (pet-home.jp)

私たちができること③ ボランティアや募金活動・署名活動をする

自分が飼っている動物を生涯幸せにする、ということは大前提ですがそれ以上にもっとできることはしていきたい!という方は保護団体さんが募集しているボランティアに応募してみるということも手です。

あとは保護団体さんなどが募金活動や署名活動をしていることもあるので、そういうものに積極的に支援していくとよいと思います。

Yahoo!ネット基金ではクレジットカードで100円から、Tポイントからも日々頑張ってくださっている動物保護団体さんなどに募金できます。

猫の日|小さな命を救うために – Yahoo!ネット募金

動物を保護してください!というのは簡単でも実際に保護し、保護し続けたり里親を探し続けるということは本当に多大な労力とお金を要するのです。

少しでもそういった日々頑張ってくださっている団体や頑張ってくださっている人へ支援していただければと思います。

さいごに

猫だけではなく動物たちの日々悲しい話や無残な話を目にします。

一気にそういったことが0になればどんなにいいか、と思いますが人間の戦争や事故や病気でさえなかなか0になっていない現状なのでやはりどんな物事も一気に解決するという魔法のようなことはないのですよね。

気が遠くなりそうでも地道にコツコツと少しずつ改善する方向へ働きかけ、動いていく必要がありますね。

でも私のように動物たちにとってそんな厳しい現実があるだなんて知らないまま生きている人たちも結構な数いるのではないかと思います。

まずは知ること、知ってもらうこと、興味を持ってもらうこと…そこが始まりだと思っています。

そんな私もまだまだ知らないことがたくさんあると思います。

このブログを通して自分も学びながら、猫を大切に思う人たちの少しでもお役にたてるような情報発信をしていけたらなと思います。

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